
グローバルで食料生産向上に挑戦する高度人材養成包括的プロジェクト(東京農業大学)

アフリカスキャン広報部
2022/2
グローバルで食料生産向上に挑戦する高度人材養成包括的プロジェクト(東京農業大学)
グローバルで食料生産向上に挑戦する高度人材養成包括的プロジェクト」の課題解決力醸成ワークショップの提供を行いました!
日時:2021年12月上旬~2022年2月下旬までの間に3-4時間程度のワークショップを計5回
場所:ZOOM
課題解決力醸成ワークショップでは、システム・デザイン思考(アイディアメイク・インサイト発見)およびアントレプレナー育成でも使用するリーンスタートアップと呼ばれる事業構想づくり(解決策の仮説の検証)の方法論を用いて、「課題の仮説構築~検証」及び「解決策の仮説構築~検証」の能力を磨き、グローバルで食料生産向上に挑戦する高度人材の素養となるコミュニケーション能力、課題解決力、仮説検証力を醸成・育成する。さらに、昨今のアカデミアの状況の変化を鑑み、日本の科学技術振興や大学の産学連携の実際を講座に組み込み、博士研究及び博士卒業後のキャリアパスに寄与するような講座を提供しました。
本ワークショップ実施した仮説検証先:
コンビニの店長、個人経営の飲食店 (イタリアンレストラン)、保育園の調理師 (社会福祉法人すぎのこ、福祉会こどものいえ、もも保育園)、 株式会社シグマクシス、東京農大助教授、元Yummy Yards (Vancouver, CA))、東京農大学生、職業訓練生、東京農大修士学生、ポッカサッポロホールディングス株式会社、MISOVATION、糖尿病患者の方、ヴィーガンの方,国際シンポジウムの主催をした大学教員教授、宗教食認可団体の職員,イスラム教の学生、フィリピンの農家etc
提供した講座内容:
1、フードテックから農業・食・健康・環境に関する情報提供
「フードテック革命」著者の1名より食料×テクノロジーの視点から、世界のトレンド、農業、環境、栄養、スタートアップというキーワードで情報提供を行なった。
2、日本の科学技術振興や大学における技術/研究成果の取り扱いの実際
3、問いを立てる方法
デザイン・システム思考による問いの設定、課題を探索するフレームワークを提供した。
4、課題の仮説構築/検証法
価値の定義、仮説の構築、プロトタイピングなど、ビジネスフレームワークを用いた仮説構築法を提供する(システム・デザイン思考)。リーンスタートアップの方法論を用いてビジネスモデル、顧客の価値や受益者の仮説の検証をフレームワーク、インタビューを通じたインサイトの探索方法を提供した。
5、ソリューションコンセプト構築法
研究成果や技術を用いたソリューション/プロダクトを社会実装するための最小単位のソリューション/プロダクトの制作を行い、ソリューションインタビューを実施する(顧客開発手法、リーンスタートアップ、ビジネスキャンバスモデル)。
6、研究成果の事業化、イノベーションコミュニティーの構築、ビジネスの実務にあたっているゲストを招聘して、現場の様子や実務について情報提供した。また、持続可能な研究活動の継続に関するマネタイズ方法を講座として提供した。
7、プレゼンテーション法
ステークホルダーや資金提供者を説得するという視点から、プレゼンテーションの作成方法について講座を提供した。
8、実際の研究アウトリーチ/ファンディングへ発展する機会の提供
最終報告会にて優秀な成績を納めたチーム/個人へ研究のアウトリーチ活動の一環として、アカデミック・クラウドファンディングへのサポートを提供し、実際に行動を起こす機会を提供する(アカデミスト株式会社との協業)
弊社では、教育機関に対しても様々なワークショップを提供しております!気になる方は、お問い合わせよりご連絡いただければ幸いです!
アフリカスキャン広報部